美容室のカウンセリング

美容師がおこなうカウンセリングを、私は〔オーダー〕だと考えています。

美容師

今日はいかがしましょうか？

お客様

髪をふわっとさせたくて

美容師

お客様の髪質だとふわっとしにくいので上の髪を短めにしてパーマをかけましょう

大幅に省略してありますが、このようなことを美容室ではカウンセリングと呼んでいます。
髪のお困りごとを聞き出し、それに応じて技術の提案をする。

つまりはオーダーを取っているわけです。

多くの髪の悩みに向き合って感じたこと

髪に悩んでいる方のほとんどが

「自分自身のことを信じきれていない」ということ。

デザインの勉強、薬液の検証、ヘアケア剤のテストなどを重ねて
ヘアスタイルに反映させることができるようにと学んでも
お客様ご自身を信じることの手助けはできませんでした。

髪のお困りごとを聞いて、それの助けになるであろうメニューのオーダーを取るだけでは、髪の美しさの実現はむずかしいと感じたんです。

わたしは
「メンタル心理カウンセラー」というライセンスを所持しています。

もちろん、美容師免許証も所持しています。

なのでメンタル面にくわえ
髪や頭皮に現れている心身の状況を髪の専門家として総合的に判断しカウンセリングをしています。

髪と頭皮の様子から、このようなことを観察しています。

髪の美しさとなんの関係が？

というようなことが並びますが
それはなぜかというと

そういったことが髪や頭皮に現れていて、あなたが美しくなることのジャマをしていると気づいたからです。

意外なことにご自身の状態をわかっている方は少ないです。

頭皮からは「ストレスが多い」というサインが出ていても自分ではその認識をしていない。

歯を食いしばる癖がつくほど精神的な緊張感が高い状態なのに自覚がない。

そのようなことを髪や頭皮の状態から読み取って、まずは自覚していただくことが大事な入り口です。

知らなかった自分に気づくことで

自分を労ったり、ねぎらったり、いやしたり、休ませたり

ご自身を大事にすることで

持って生まれた豊かな可能性を引き出しやすくしてあげることができるのではないか。

その結果、髪に美しさとして引き出すことが叶えば、髪に悩むことはなく、むしろ美しさに喜びを感じていただける。

それが自分の豊かさだと思い出してもらうきっかけに役立てるようなカウンセリングをするメニューが「ヘアジュエリング」です。