ケガしたことありますか?
転んでヒザをすりむいたとか
作業してて指を切ったとか
一度や二度はありますよね?
そのケガって治りましたか?
治っていますよね。
体にはリジリエンスともいわれる
自己回復能力が備わっています。
では、体の一部である髪はどうでしょう。
髪がケガをするというのは、傷むということです。
髪の傷みは、ケガが治るように元通り治るということはありません。
髪は死滅細胞といわれています。
紫外線、美容技術、日頃のお手入れなどの刺激によってケガは蓄積され大ケガになっていきます。
ケガが治るメカニズムは
細胞が傷つくと修復しなさいと命令が出て、新しい細胞がどんどん作られ再生・修復されます。
髪には、そのメカニズムがありません。新しい細胞は頭皮の中の毛母というところでしか作られないため、抜け落ちるか、ハサミでカット、または傷みで切れてしまうまで、そのままです。
そのままどころか、ダメージは深刻になっていきます。
ヘアケアで治るんじゃないかと思っているのは、残念ですが間違えです。
ヘアケアしたら新しい細胞が作られることがあるはずないです。
ヘアケアがしていることは
●油分や水分を補給
●被膜で保護
●代替成分で補修
のいずれかです。
これでケガをした髪が治ると考えられますか?
さきほども言いましたが
ケガが治ることはケガをした部分で新しい細胞が、どんどん作られ再生・修復されること。
覚えておいてくださいね。